左脳的イメージアップコンサルタントの岡山理恵です。
「禍(わざわい)転じて福と為す」
と言いますが、この意味は
身にふりかかった災難を、うまいこと活用して、そのまま自分に役立つものとして利用するさま。
あるいは、厄介ごとが一転して幸福の種に転じるさま。
となります。
そう。かなり能動的な意味なのです。
「トラブルが起きた」→「何でこんな目に」→「大人しく過ぎ去るのを待とう」
ではなくて
「トラブルが起きた」→「クヨクヨしても仕方ない、さあ、どうやって乗り切るか」→「いや、せっかくなら、バネにしちゃおう」
というイメージ。
私自身は、何かトラブル、嫌なことが起きた時は
「きっとこの出来事には意味がある。」
と、一旦受け止めることにしています。
(タイムマシンでもなければ、起きてしまったことはなくならないので「何で、こんな目に〜」とくよくよする時間が無駄と思ってるので)
そして、ネガティブパワーに巻き込まれないようにしながら(いろいろとワザがあるのですが、それは別の機会に)、もっと先の自分の希望に意識を集中させておいて
「さあ、どうやって、乗り越えようか」
と考えます。
そう。だから、「希望・夢・目標」はとても大切。
遠い先に「夢」の実現があれば、目の前のトラブルは、「途中のちょっとした出来事」でしかないのです。
でも、「夢」がないと自分の行く手にはその「トラブル」しかないので、「もう一生終わった・・・」くらいの錯覚に陥ってしまいますw
過去の経験的にも
「いや〜参ったな」という出来事のときに、それを受け止めておいて、なんとか乗り越えることに一生懸命になっているうちに、気づいたら「夢」に近づいてた。
ということが多いです。
例えば、8年前の「リストラ」の時もそうです。
あの時に、リーマンショックが起きていなくて、リストラが無かったら・・・
多分私は今でもその会社にいて、夢(新規上場の仕事をする、IR担当になる)を叶えていなかったでしょう。
当時は「35歳も過ぎて、これといった実績もなく、この先どうなるんだ」と思ったこともあります。
でも、結果的には、あの時リストラしてもらって良かったわけです。
あの時に、ひねくれて、投げやりになって、
「もう、採用してくれるなら、どこでもいいや」
となっていたら、やっぱり夢は叶っていませんでした。
「来月、もう家賃も払えなくなるかも・・・実家に帰るしかないか・・・」というギリギリの状態まで踏ん張ったから、やっと出逢えた再就職先でした。
なので「禍(トラブル)」が来たら、「その向こう側には夢の実現がある!」って信じて、まずは一旦受け止めてみるといいかもしれません
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